今日は2020年12月31日。
2020年も最後の1日ですね。
コロナの影響もあり、日本でおとなしく大晦日を過ごしましたが、なかなかは最高ではありませんか。
大掃除をしたり、年越しそばを食べたり、
紅白歌合戦を鑑賞したり、と。
伝統行事をこなしながら年を越すのは幸福感たっぷり。
明日から新世界の幕があけるワクワク感があり、12月31日ははなかなか好きな1日です。
日本で大晦日を過ごしていたら、昨年の「中国での大晦日(12月31日)」を思い出しました。
中国は「旧正月」を祝う文化です。
日本と同じような改暦後の正月(1月1日)を祝いません。
カレンダーが「1月1日」になっても「新年が始まったと考えない」のです。
「12月31日」は普通の日に過ぎません。
中国の1月1日は「元旦」という休みには一応、なっています。
深圳大学の図書館も、1月1日の元旦は閉館。
ただ、12月31日はオープンしていましたし、 1月2日から通常営業。
中国では年越しが無かったかのように、時が進んでいたのです。
わたし自身、初めて中国で過ごす12月31日でした。
12月31日に期末テストがおこなわれ、2019年の秋学期が終了。
4ヶ月におよぶ修行が終わったこともあり、
ようやく羽を伸ばせる・・・・!
と思って大晦日を楽しみにしていたのですが、12月31日になっても誰も祝っていません。
誰もドキドキしていないのが、社会全体から伝わってくるではありませんか。
12月31日にあるはずの「緊張感」が伝わってこないんですね。
結局、大晦用の料理があるわけではなかったので、安い料理屋で肉ボールを注文して終了。

大人しく帰路に着きましたが、あまりにも寂しかったので、紅白歌合戦オンラインで鑑賞しようと試みました。
しかし、紅白歌合戦のサイトは「国外からのアクセスをブロック」しているようで、
この映像は日本国内のみでしか閲覧できません
とエラーが発生。

NHKにブロックされ、何も祝わず、いつも時間通り就寝したのでした。
以上の文章から「日本人が中国で過ごす12月31日」の孤独感が伝わった、と願います。
大晦日の「ワクワク」は、周囲に大きく影響されるものだ、と気付いたのです。
誰も祝わない1月1日を1人で祝っても、全く楽しくないのです。
誰かと祝うから、1月1日はめでたいのです。
おそらくですが、中国で12月31日を過ごしている日本人は、十中八九、孤独を感じているでしょう。
したがって、わたしのおすすめは
12月31日は日本に帰国し、「三が日」が終了したら中国に戻り、旧正月の大晦日は中国で過ごす
です。
これならば新正月と旧正月の2回正月を味わえます。
12月31日は無理して中国にとどまらず、日本で過ごしましょう。
それでは!
Ken