初めて HSK受験される方が気になるであろうこと。
それは、
HSKの回答方式
ですよね?
HSKではズバリ、
選択問題の解答は「マークシート方式」を採用しています。
ライティング(书写)、リーディング(阅读)の並び替えの一部を除いた選択問題の割合は8割を超えます。
まあ、つまり、HSKではだいたいマークシートでの回答になるんですね。
したがって、こうとも言えます。
マークシートを制するものが、 HSKを制する、と。
そこで今日は HSKのマークシートの塗り方を紹介します。
HSK解答用紙のマークシートはどんな感じ?
まず HSKのマークシートのスタイルから見ていきましょう。
『HSK公認テキスト4級』によると、HSKでは次のような解答用紙を採用しています。

『HSK公認テキスト4級』24ページより
その中にあるのがこちらのマーク。

中国製なのか知りませんが、日本のマークシートとは形式が異なります。
そうです。
「かっこ」で「文字」を挟んだようなマークで、ぶっちゃけ、
横に細長いのですね。

日本でよく見られるのは、文字や数字を縦に細長いまるで囲った米粒のようなマーク。
一方、 HSKは横長で、かつ、上下の辺の境界が見えないので、日本人にとっては塗りにくいマークシートなのです。
そして、このマークシートはどのように塗ればいいかというと、解答用紙には次のガイダンスが書いてあります。

注意 请用2B铅笔这样写:■
これを

このように、

2B以上の鉛筆でマークしてほしい、と。
それでは、この HSKのマークシートを簡単に塗る方法を紹介します。
枠を書く
まずはマークの枠を囲ってあげましょう。

先程申しましたように、単純に文字を「かっこ」で囲んだマークなので、上下2辺がない長方形です。
このままでは上下の境界線がなく、塗りづらいですよね。
そこでまず「かっこ」をくるっと枠で囲い、完璧な長方形にしましょう。
塗る
あとはその長方形の中を塗るだけです。

2B以上の鉛筆で中身を塗っちゃいましょう。
微調整
最後に見直しですね。
余裕があったらでいいのですが、長方形のマークたちを俯瞰的に眺め、おかしい長方形があったら適宜修正。
例えば、はみ出しちゃってるやつは消しゴムで消して枠に収めます。

逆に、塗り足らない長方形はコソコソと描き足し、完璧な長方形を作成しましょう。

この塗り方さえマスターすれば、マークシートミスによる失点を避けられるでしょう。
それでは!
Ken
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