中国の深センに4ヶ月語学留学し、一時帰国してから早1年。
コロナの影響で中国に戻れず、日本でとどまる生活が続いています。
さて、ご存知の通り、
日本で中国語を話す機会はほぼ、ありません。
1年前に栄華を極めたわたしの中国語能力も錆びつき、今ではあの頃の面影は1片もありません。
日本で中国人と触れ合うなんて、中華料理店ぐらいしかないではあり・・・
は!
あった、ありました。
日本で中国語を使う方法、見つけました。
そうです。
「中華料理店」で中国語を使えばよかったのです。
美味しい中華料理を食べると同時に、中国語力も上達しそう、ではありませんか。
さっそく中華料理店にて中国語でオーダーを取ってみました。
今回注文するのは「鶏肉のカシューナッツ炒め」と「豆苗」の2品。
ご丁寧にも、メニューには日本語読みと中国語読みが記載されていました。
- 腰果鸡丁
- 豆苗
両者ともにピンインのアルファベット並びは想像できるものの、声調まではわかりません。
中国語辞書アプリ「Pleco」をこっそり開き、細かい声調をチェック。
- 腰果鸡丁(yāoguǒjīdīng)
- 豆苗(dòumiáo)
「なるほど・・・腰は一声か・・・・・・」
声調の準備が整いましたら、勇気を出して店員さんを呼びます。
そして、
「那一个腰果肌肉,还有…」
と続けようとしたところ、
「はい、鶏肉のカシューナッツ炒めですね」
と中国語ではなく日本語で返されてしまいました。
ん、いや、ということは・・・・
わたしの「カシューナッツ炒めの発音」が通じたのか・・・それとも指差ししたから伝わったのか・・・・?
真相は闇ですが、とりあえず意志は伝わってることは確かでした。
日本語で返されましたがめげずに、
「还有,豆苗」
と続けても
「はい、豆苗ですね」
と日本語で返され、ついに観念。
「はい、お願いします」
と最後は日本語で答えました。
結論、この「中華料理店で中国語を使う」という試みは半分成功。
唯一の収穫は「語彙力アップ」です。
メニューで読めない漢字があると、ピンイン・声調を確認せねばなりません。
結果的にオーダーするほど語彙力が増えていきます。
残念ながら日本語で返されたので、リスニング力の向上にはつながらず。。。
ただ、その一方で、自分のしゃべりは誰にも止められません。
若干、スピーキング力も向上したでしょうね。
中華料理店にお出向きの際は勇気を出し、ご自身の中国語を試しましょう。
おそらく「スピーキング力」「語彙力」の向上につながるはずです。
それでは!
Ken