ピンインのnとngがややこしすぎるやろ!
中国語を勉強していると、たまに、
「ピンインnで終わる?それともng?」
と迷うかもしれません。
初学者は耳が慣れておらず、nとngの聞き分けができないでしょう。

僕も最初の頃は「n」と「ng」をごっちゃに覚えてしまい、
「エイや!」
と目をつむりながらnかngを選んでいましたから。
しかしながら、ここでまさかの「日本人アドバンテージ」がきいてきます。
それは、
漢字を「音読み」してみる
という方法です。
音読みが「ん」で終わっていれば「n」。
「ん」以外なら「ng」なのです。
この裏技は『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書』で習得しました。
迷った時、その字を日本語漢字音で読んでみる。
中国語で -nで終わる字は、日本語漢字音でも-ンで終わる。
中国語で -ngで終わる字は、日本語漢字音は-ウまたは-イで終わる。
『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書』11ページより
例えば、「光」という漢字。
中国語の音を聞くと、
「グァン」
なので、
- guan
- guang
のどっちか。
「光」を音読みすると、
コウ
なので、「ん」で終わっていないですよね。
したがって、「光」のピンインは、ngで終わる
guang
であると推測できるわけです。
まあ、声調まではわからないですけどね。
漢字を音読みすればピンインを推測できちゃいます。
これは日本人の特権ですので、ガンガン使っていきましょう。
漢字は中国から伝わってきたツールで、日本に取り入れる時に、昔の人が「n」と「ng」の違いを区別して音読みを作ってくれたのかもしれません。
そんな先祖たちに感謝です。
ピンインの「n」か「ng」で迷ったら試してみてください。
それでは!
Ken
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