ピンインの声調記号はどこにつける??
中国語の授業で「听写」という小テストがあります。
このテストでは
先生が発音した「単語の漢字」と「ピンイン」を書かされます。
いわゆるディクテーションというやつですね。
ピンインのスペルはだいたいわかりますが、声調記号をどこに書けばいいか覚えておらず、間違えることがありました。
今後、同じ過ちを繰り返さないために、
ピンインのどこに声調記号を置いたらいいのか?
を整理しました。
『中国語の文法書』の6ページによると、次のようにルールが書いてありましたね。
- aがあればのがさずに
- aがなければ、eかoをさがし、
- i, uが並べば後ろにつけて
- 母音1つは迷わずに
なお、iにつけるときは上の点をとってī、í、ǐ、ìのように
これを元に、「声調記号の置き方」のフローチャートを作ってみました。

まずは母音が2つ以上あるか確認。
母音が1つの場合、その母音の上に声調記号を置きます。
それでは、母音が2つ以上ある時はどうしましょう?
「a」があれば「a」の上に置きます。
「a」がなければ、「o」か「e」を探して、その上に置きます。
「o」と「e」は混じることはありません
そして、「a」も「o」も「e」もない場合、「i」と「u」が並びますよね?
そういう時は有無を言わさず、後ろの母音に声調記号をつけるのです。
例えば、「iu」だったら後ろの「u」に声調記号を置くわけですね。
ピンイン「i」の声調記号は要注意
最後の注意点は、
「i」の声調記号の位置です。
「i」の場合、上にある「点」の代わりに声調記号を書くのです。
ī、í、ǐ、ì
アルファベットの「i」が微妙に変化するのですね。
以上の基本ルールさえマスターしてしまえばこっちのもの。
声調記号の位置を間違えずに回答できるでしょう。
それでは!
Ken