深圳大学の学生寮についてそろそろ書いておこうと思う




 

2019年9月から深圳大学に留学し、住み始めたのが「学生寮」でした。

「中国語がしゃべれない状態」で留学してしまったので、とてもじゃないですが、不動産契約は不可能。

電車通学したくもなかったので、キャンパスのそばに住むことに。

 

キャンパス内に「留学生向け学生寮」があります。

しかしこちらは、交換留学生が住む場所であって「若い大学生向け」の住居。

わたしのような一般人は別の寮に収容されます。

「桂庙新村」にある学生寮ですね。

「桂庙新村」は深圳大学のすぐ隣にある繁華街のこと。

繁華街と言っても大規模ではなく「村」といったほうがしっくりきます。

 

わたしが4ヶ月生活した深圳大学の学生寮の様子

もはやコロナで戻れなくなりましたが、かつての住居をこのタイミングで振り返ってみました。

 

家賃はいくら?

家賃は1ヶ月4000元。半年で24000RMB。

1元15円とするならば、およそ60,000円ですね。

 

わたしは1人部屋を希望したのでこのお値段でした。

そのほかにも「2人部屋」「4人部屋」というシェアオプションもございますので、共同生活に耐えれば家賃を下げられます。

 

  • 2人部屋 15400RMB(6ヶ月)
  • 4人部屋 8200RMB(6ヶ月)

 

というか、2人・4人部屋がデフォルトスタンダードです。

わたしは「どうしても1人がいい!」と食い下がった結果、1人で占有できました。

 

ちなみに、中国では家賃を半年分1度に払うシステムです。

半年分を払えないと、住ませてもらえません。

一気に払うので、賃貸に信用は不要。

保証人不要で嬉しいところですが、その分、初期段階で大量のキャッシュを放出せねばなりません。

わたしはこのシステムを知らず、ほぼ一文なしで中国入りしたのです。

もちろん、家賃半年分のキャッシュは持ち合わせておらず、さあ、困りました。

ATMでクレジットカードのキャッシングを度々おこない、現金の札束を用意して場を丸く収めました。

 

1人にしては広い

部屋は広くて大満足。

日本で住んでいたワンルームの部屋の2倍ぐらい。

これまでこれほど広い部屋に住んだことはありません。

広さは最高に気に入っています。

その要因は冷静に考えると、部屋が1人向けではないから、でしょう。

複数人(2〜4人)を想定して作られているので、大きめに作られているのです。

 

家具は備え付け

家具は備え付けです。

本棚、

クーラー、

洗濯機、

ソファ、

机、椅子、

ベッド、

クローゼット、

といった「1人暮らしセット」が勢ぞろい。

 

ただし、キッチンはないので自炊できません。

また、椅子が質素すぎるのも難点。

開始数日で腰が痛み始めたので、タオパオでオフィスチェア(5000円)を購入しました。

それから、鏡がなかったので姿見も買いましたね。

 

トイレはきつい

「広さ」「家具」は気に入っていたんですが、最大のネックは「トイレ」です。

中国式のトイレで、和式を少し平らにしたもの。

男性なら小便を立ってできますが、大便は、屈まないとできません。

なかなかに、きつかったです。

 

お腹を壊した時なんて最悪です。

そして、わたしのトイレはあろうことか、流しがデフォルトで破損。

水が流せません。

そこで、スーパーでバケツを購入し、バケツに水を注いで流していたのです。

 

小便をバケツで流すのは簡単です。

がしかし、大便となると、バケツ3~4杯が必要で高負荷に・・・!

以上のような事情から、なるべく寮で大便しないようにしていました。

 

シャワーはトイレで

シャワーはトイレと一緒の「究極のユニットバス」。

トイレの上にシャワーがついているのです。

シャワーを浴びるならトイレの上でおこないます。

 

排泄物を出しながらシャワーを浴びることだって不可能ではありません。

割とよかったのが「お湯がちゃんと出ること」。

毎日温かいシャワーを浴びれるだけで幸せもんです。

ただし、シャワーの真下にトイレの穴がございます。

たまに手を滑らせてシャワーヘッドを便器に落とした、と告白しておきましょう。

 

塗装は雑

ちょっと残念なのは塗装が雑なこと。

アバウトに境界を決めず塗っているのか、スプレーをかけたような塗装が数カ所見られました。

ただし、これは学生寮だけの問題ではありません。

深圳大学の塗装も90%こんな感じ。

こういうアバウトのところ、わりと好きです。

 

郵便物は物流センターへ

ポストはありませんが、郵送物を受け取れます。

中国では「物流センター」のような「郵送物が届く場所」が設置されていて、自分の荷物は頼んでもいないのに届きます。

タオバオで物を買ってもそこに届きますし、手紙が届いてもそこへ行き着きます(頼んでもないのに)。

荷物が届いたら携帯電話にSMSが来ますので、メッセージ受け取り後、物流センターに行けばいいのですね。

物流センターを基軸とした郵便が基本で、置き配が当たり前の世界でした。

 

「靴を履く」スタイル

靴は履いたまま生活するスタイルでアメリカと同じ。

靴を脱ぐ習慣がないのか、玄関もありません。

靴のまま生活することになりますね。

わたしはサンダルで生きていました。

 

インターネットも使える

学生寮ではインターネットも使えます。

ただし、無線ではなくて有線。

詳しくはこちらの「深圳大学の学生寮におけるインターネットの引き方」へどうぞ。

 

立地も良い

立地は最高ですね。

深圳大学まで徒歩1分。

ただし、大学のキャンパスは広大なので、キャンパスに入るだけなら1分ですが、教室にたどり着くまでに15分。

遅刻にはご注意くださいませ。

 

学生寮がある「桂庙新村」は繁華街で食事処がたくさんあります。

学生の遊び場、社交の場でもあり、ここに学生が集まってきます。

わたしの寮は繁華街のど真ん中にあるので利便性は並外れていました。

食べものには困りませんし、生活必需品も調達しやすかったです。

 

ちょっとうるさい

ただし、「活気がある」というか騒がしい。。

2階部屋だったこともあり、常時「街のざわめき」が聞こえていました。

ただし、今振り返れば、そんな活気がわたしは好きでした。

日本にはこういう町、少ないですからね。

 

門限は12時

学生寮なので門限がありました。

桂庙新村は始終さわがしいわけではなく、夜12時になると学生は「ぱたっと」いなくなります。

おそらく、どの学生寮にも「夜12時」という門限があるのでしょう。

わたしの学生寮も入り口が夜12時でロックされる決まりでした。

ゆえに、毎日寝るのは街が静かになった夜12時頃でしたね。

街が静かになると、自然に眠くなるのです。

 

洗濯物は干す

洗濯機はありましたが、乾燥機はありません。

中国にはコインランドリーのような場所がないので、洗濯物は干してましたね。

日本と異なるのは干す場所が「高い」ということ。

ベランダスペースに干していたのですが、干す場所が高いので「洗濯物を干すための棒」を購入。

通称、

衣叉(yī chǎ)。

この棒で洗濯物をつるしていました。

高い場所につるすと乾きがいいためか、日本で感じていた「嫌な臭い」はしません。

満足のいく洗濯環境でした。

 

深圳大学で中国語を学ぶなら学生寮はおすすめ

はい、以上です。

 

今思えば「深圳大学で中国語を学ぶ」という目的なら良い場所でした。

キャンパスまで近いですし、繁華街は便利。

荷物もバンバン受け取れます。

ただし、

  • 門限が12時
  • トイレが最悪
  • キッチンがなくて自炊は不可能

というデメリットもありますけどね。

 

コロナで中国に帰れなくなり、ようやく先日部屋を引き払いました。

残してきた荷物は(スタッフによると)保存されているようですが、正直どうなっているかわかりません。

中国に帰れる日が来るかわかりません。

早く「活気のある街」に戻りてえな、と思う今日このごろです。

 

それでは!

Ken

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